先日、大阪府下警防技術指導会に係る本部大会に寄せて頂きました。
その時のご報告をさせて頂きます。
この大会は大量退職による職員の世代交代における消火活動等の知識や技術の伝承を行い、広域災害時に府下消防本部間の連携強化や各消防本部の消火技術の向上を深めることを目的に昨年より開催されています。
各小隊の素晴らしい技術をみせて頂きました。
人員削減の中、懸命に訓練を行ってこられたことを感じ取ることが出来ました。
ひらねの代表は寝屋川消防署 2部本署消防小隊4人の方々に決まりました。
機関員には女性隊員が居られ、指揮者のもと、チームの一員として活躍されていました。
この本部大会は枚方東署で行われましたが、多くの職員さんやOBの方々が熱い声援を送っておられたことに感動しました。
同志を想う気持ちが伝わってきます。
しかし、本来は5人で消火活動をされるべきなのです。
それが4人の隊員で組織されていることに私は違和感を感じました。
以前から申し上げているとおり、警察、消防、自衛隊は人員削減を行ってはならない組織だと思っています。
今回、枚方東署氷室出張所から出場されていた隊員の皆さんは救急との兼務運用をされながら、消防隊として活動されているのです。
何度も消防議会に於いてそんな状況を作っている事がおかしいと指摘をさせて頂いていますが、組合消防という所からなかなか良い答弁を頂くことが出来ないのが残念でなりません。
この話をしてしまうと、長いお話になりますので、この件についてはまたの機会に…ということで。
府下28消防本部による警防技術指会は11月26日、大阪市消防局高度専門教育訓練センターで行われる予定です。
ひらねの底力に期待しています。