父と30年来親交のあった方が父のお墓参りに来てくださいました。
遠く台湾の地から。
父が入院していた時もお見舞いに来てくださいました。
残念ながら父はお応えすることが出来ませんでしたが、きっと父は分かっていました。
長い闘病生活の中、お医者さまに言われました。「応える事が出来なくてもちゃんと聞こえていますよ」と。
確かにあの時、父は手を握ってくれました。
話したくても話せない、父にしたらもどかしい限りだったと思います。
でもきっと「おおきに、おおきに。すまなんだなぁ」って言っていたと思います。
今日もきっと天国から「おおきに」と言ってくれていると思っています。