筋肉を覆う‘筋膜’が手足で壊死したりする「劇症型容血レンサ球菌感染症」の患者数が昨年、前年の1.6倍に増えたことが国立感染症研究所のまとめで分かったそうです。
今年はさらに増加傾向を示してしるとか。
2日以内に死亡する例も多く、同研究所は、傷口の消毒などによる予防や早期治療を呼びかけています。
菌自体はありふれているが、稀に重症化し、38度以上の発熱や傷口の痛みが起き、さらにショック症状や肝不全、腎不全を発症するということ。
筋膜や脂肪の組織が壊死し、手や足の切除が必要になることもあり「人食いバクテリア」とも呼ばれているそうで3〜4割が死亡するといいます。
感染経路は2割が喉などの粘膜、3割強が傷口との分析もあるようですが、残りの経路は不明でワクチンはないとの事です。