和を以て貴しと為す

ある小冊子より

「和の心」は私たち日本人が先人先輩から受け継ぎ、大切にしてきたもの。

これを説いた言葉の一つに、聖徳太子の「和を以て貴しと為す」(互いに和を大切にして人と争わないようにしなさい)があります。
これば「十七条の憲法」の第一条に述べられている言葉。
太子が生まれた時代、豪族たちはさまざまな利害のもとに争い、混迷を深めていました。
太子は争いを収めて天皇を中心とした秩序ある国をつくりたいと願いました。
そのために「冠位十二階」を定め有能な人材を役人に登用したり「十七条の憲法」で豪族や役人の心がまえを説いたりしました。
そしてその根底に置いたものこそ「和」の精神だったといいます。

それぞれの役割を考え協力していく事で大きな力が生まれる。
「和」の精神を大切にしなければなりません。

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